いつからか耳が聞こえにくくなったことに気が付きながら、まだ補聴器をするタイミングではないと迷っているという人は少なくありません。
耳の状態には個人差があり、いつから補聴器をするのかといった適切な時期は人それぞれ異なります。
その人の生活環境によっても耳の聞こえが及ぼす影響は異なり、一概には適切なタイミングを設定することはできません。
目次
補聴器に出来るだけ早く慣れ親しむことの長所とは?
しかし1つの目安として、少しでも耳の聞こえが悪くなったことを自覚した段階で、補聴器を装着することを検討することが大切だといえます。
その理由として、できる限り年齢が若い内から使い始めた方が、補聴器を通して耳に入る音に慣れやすいといわれているからです。
装着することによって音が聞こえやすくなることは確かですが、直接耳から入る音と全く同じように聞こえるようになるとは限りません。
聞こえるようになる効果に個人差があり、早い段階から補聴器を通した音に慣れることは重要なことといえます。
聞こえの能力が低下してから補聴器をすることの短所とは?
難聴の症状が進行することによって、言葉を聞き分ける能力が低下してしまうと考えられています。
このような聞き分けの能力が低下した状態では、補聴器の効果を最大限に実感することが困難になってしまうことも考えられます。
そのため、早い段階から装着することで、効果をより実感することへとつながります。
聴こえが人間関係に影響が及ぶことも・・・
また、耳が聞こえにくくなってしまったことで、周囲の人たちとのコミュニケーションが難しくなったというケースが少なくありません。
はっきりと聞こえないことで相手とのおしゃべりが円滑に進まず、人と接することから敬遠しがちになってしまったという人も多いようです。
補聴器を装着することで相手の声がよく聞こえるようになり、人と接することが憂鬱ではなくなったという声が目立っています。
人とコミュニケーションを図ることが楽しくなり、聞こえないことに注意を払わずにいられるようになったことで、気持ちが楽になったという人が多いです。
記事監修:アイジャパン株式会社 マーケティング事業本部 コミュニケーションデザイン部 木村幸生
コメント