メガネを選ぶとき、あなたはどんなところを気にして選んでいますか?
色とりどり、さまざまなメガネが売られている今、洋服を選ぶように「似合うデザインかどうか」「色や形が気に入るかどうか」で選ぶ方が多いかもしれません。
でも、洋服にもサイズがあるように、メガネにもサイズがあることをご存知ですか?
メガネのサイズは、メガネ本体にきちんと書いてあるんですよ。
この記事では、ぜひとも知っておきたいメガネサイズの読み方を説明します。
目次
メガネのサイズはここに書いてある!
洋服や靴など、身に着けるものにはだいたいサイズがありますが、メガネにも同じようにサイズがあります。
ただ、洋服なら、1種類の服に対してS、M、Lなど複数のサイズが用意されていますが、メガネの場合、1種類に対してサイズも1種類ということが多いので、あまり気にしたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
メガネのサイズは、テンプル(顔の横~耳にかかる部分)の内側に書かれています。
こんな感じです↓
外からは見えない場所に、かなり小さな文字で書いてあるんですね。
メガネのサイズが合っていないと、かけたときの見た目に違和感が出てしまったり、かけ心地が悪くてずり落ちたり痛みが出てしまったりと、デメリットがたくさんあります。
長時間かけることが多く、お顔の一部になることも多いメガネ。ちょうど良いメガネを選ぶためにも、メガネサイズの読み方を知っておきましょう。
メガネのサイズの読み方
テンプルに書かれているメガネサイズ。
50□16-135
数字が並んでいますが…これ、どう読めばよいのでしょうか?
メガネサイズを表す数字の読み方は、左から順に以下のとおりです。
①レンズ(1枚)の横幅=50mm
②ブリッジ(左右のレンズをつなぐ鼻の部分)の幅=16mm
③テンプルの長さ=135mm
図にするとこんな感じです↓
そして、数字の間に入っている□は、「ボクシングシステム」という規格の証。ISOの規格でもあり、国際的に使われている表記方法です。
また、数字がもう1つ多い場合もあります。
こちらは、アイメガネオムニサイトの実際の商品なのですが…
この場合の「↑」の後は、レンズの縦幅を表しています。
①レンズの横幅=46mm
②ブリッジの幅=24mm
③テンプルの長さ=141mm
④レンズの縦幅=43.7mm
自分のサイズはどうやって知ればいい?
メガネサイズの読み方はこれでおわかりいただけたかと思います。
では、自分のサイズはどうやって知ればよいのでしょうか?サイズが読めても、「サイズが合っている状態」がどんなものかわからなければメガネを選べませんよね。
「サイズの合っているメガネ」とは、どんなメガネなのでしょうか?
ポイントは2つあります。
- 黒目がレンズの真ん中付近に来ていること
- 顔の幅がメガネの幅とほぼ一致していること
もちろん、ファッションとして少し大きめのメガネをかける方もいらっしゃるでしょう。また、こちらの記事にも書いたように、レンズが小さめのほうが目が大きく見える…といったこともあります。
ただ、この2つのポイントが揃ったメガネなら、見た目だけでなくかけ心地もピッタリ合うメガネを選べるのではないでしょうか。
メガネサイズの読み方を知っていれば、ご自身の顔の幅などを測って合いそうなサイズを割り出すこともできますが、
- お手持ちのメガネで、この2つのポイントに該当するメガネのサイズをチェックしておく
- これから初めてメガネを作る方は、一度試着して自分のサイズを把握しておく
というのが間違いないかもしれません。
メガネサイズの読み方も知りつつ、試着も忘れずに!
デザインなど、別の要素に気を取られて忘れがちなメガネのサイズ。メガネ本体に書いてありますし、サイズの読み方も覚えてしまえば難しくはありません。
メガネのサイズの読み方を理解して、自分のサイズをある程度把握しておけば、自分に合うメガネを選びやすくなりますね。
特に最近は、メガネの通販を行っているお店も増えています。店舗に出向かなくても、サイトに書かれているサイズを読めれば、メガネを気軽に購入しやすくなりそうです。
とはいえ、メガネも靴などと一緒で、試着してかけ心地を確かめてみるのが一番。メガネをかけたときの重さやフィット感、顔の印象などは、やっぱり実際にかけてみないとわかりません。
店舗に行かなくても、ご自宅で試着できるサービスもあります。メガネサイズを読んで参考にしながら、じっくりとメガネ選びをしてみてはいかがでしょうか?
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