マスクを毎日しているせいか、耳が痛くなります、何か良い解決方法はないですか?
こんな質問に答えます。
👉この記事でわかること
😷 マスクで耳が痛いのはメガネのせいかも知れない【考えうる2つの原因と対策】
コロナの自粛解除期間が過ぎ、通常モードで仕事をしている方も多いと思います。
マスクがドラッグストアに並んだことは喜ばしいですが、気温の上昇や湿気が上がるごとに鬱陶しい季節になり、おまけにずっとマスクをしてるせいか耳に痛みを感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、医療的なアプローチではなく、われわれメガネ屋の視点から考える耳の痛みを中心に、メガネユーザーのあなたにとって、少しでも耳の痛みから開放される情報になれば、という思いでお伝えしてみます。
目次
マスクで耳が痛いのはメガネのせいかも知れない【考えうる2つの原因】
原因①:先セルの劣化
まず、耳の痛みの原因はメガネの先セルかも知れません。
先セルの殆どはプラスチックなどでできており、使い続けることで固くなったり、ヒビ割れるなど、経年劣化します。
また、髪の毛に触れることで、整髪料などによって間接的ダメージを受けやすいパーツといえます。
先セル劣化の対策
ヒビが入っていたり、変色しかけている場合は交換のサインだといえます。
先セル劣化の対策としては、1年に1度はメンテナンスしていただくことをおすすめします。
また、いまある先セルにクッション(カバー)をする方法もあります。
いずれにしても、耳の皮膚はとても柔らかくて敏感なので、先セルのダメージ具合をチェックしてみることをおすすめします。
原因②:何らかの理由でメガネが変形している
次に何らかの理由で、すでにメガネが変形している場合が考えられます。
メガネが変形する原因を、おおきく2つに分けて、もう少し詳しく解説していきます。
原因②-1:メガネの外し方に問題がある場合
メガネを外す時、両手で外しますか?
それとも片手ですか?メガネのフレームが傾いたり、歪む原因としてあるのが、メガネの外し方があります。
メガネの外し方の対策
おすすめする外し方は、両手を使用して外す方法です。
もしも片手で外している場合、フレームに負担がかかり、ゆがみを作ることになるのです。
一度や二度ならともかく、毎回外すたびに片手だけだと、傾いたり歪む原因になるのです。
ちなみに、一度広がってしまったフレームを自分で直すことのはオススメしません。
購入したところでも良いですし、近所のメガネ店にでも構いませんので、フィッティング(修理)することをオススメします。
例えば、フレームが広がってしまった場合、ネジを締めるだけでは解決しません。
「直った!」と思って実際にかけても、ゆるくて落ちてくるということになります。
メガネ店に行ったからと言って、修理代はかからないのが一般的ですから、気軽に行ってみると良いでしょう。
もし、修理代が気になるなら、近くの眼鏡店に一度聞いてみると良いでしょう。
補足(メガネのたたみ方)
ちなみに、メガネをたたんでしまうときは左からたたんで下さいね。
かけて頂くほうから見て、左からです。
見ていただくと分かりますが、そうすることで綺麗に収まるように設計されているんですよ。
原因②-2:購入時のフィッティングが充分でない場合
量販店でメガネを購入したりすると、度数だけしか確認せず、全体が顔にフィットしていない場合があります。
そうなると、耳にフィットしていないことになり、耳が痛くなったり目が疲れるすることもあります。
そのような状態では、長時間の使用は辛くなるので、快適にものを見ることができなくなります。
まとめ
メガネユーザーでマスクが痛いと感じているなら、先セルの劣化やメガネの歪みを疑ってみましょう。
仮にメガネが歪んでいても、あなた自身でおすすめしません。
自身で直した結果がフィットしていなければないので、快適にものが見えません。
ですので、専門家にフィッティングを頼むことを強くおすすめします。
ぜひ、「これが聞きたい!」ということがありましたら、お問い合わせください。このブログ上で回答したいと思います。
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【記事監修】アイジャパン株式会社 ビジョン&ヒアリングケア事業部 木村幸生
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