【ウィズコロナで変わる】メガネレンズの選び方と選ぶ前に知っておきたいことまとめ

メガネレンズ

「手渡された書類を見るためのピントが合うのに時間がかかる」

「どうにも眼精疲労がひどくて長時間パソコンを見ていられない」

最近、このような経験が増えてきていませんか?

ピントの切り替えに時間がかかるのは、目の中の水晶体が硬くなり、ピントが合いにくくなる「老眼(老視)」が始まっているからです。

老眼を放置すると体や仕事への影響も出てくるため、近用メガネ(老眼鏡)の助けが必要となります。

本記事では、度なしのサングラス以外メガネを使ったことがない方のために、最適なメガネレンズの選び方を解説します。

どんな店でどんなレンズを選べばいいのか、情報収集にお役立てください。

メガネレンズを選ぶ前に知っておきたいこと

メガネレンズを選ぶ前に次の5つのポイントを理解しておきましょう。

遠近両用メガネと老眼鏡の違い

遠近両用メガネは1枚のレンズに遠くから近くまでの度数がグラデーションのように入っており、かけ外しをせずに遠・近ともに見られるのが特徴です。

レンズに特有の歪みが出て慣れにくくなるため、使用するなら40~50代前半から始めた方がいいでしょう。

老眼鏡は近くのある一点だけにピントが合う設計になっており、1枚のレンズすべてが近く専用の度数になっており、視界が広いのが特徴です。

ある一点以外はぼやけてしまうので、遠くを見る時は外す必要があります。

出来合いの老眼鏡との違い

雑貨店やメガネ店の店頭に売られている既製品の安い老眼鏡は、誰でも格安で最低限の見え方を確保できるのがメリットです。

ただし度数のきざみが粗く、レンズやフレームの質も良くないため、「長時間使用すると疲れる」といった声が多くなります。

一方、きちんと測定して作る老眼鏡はオーダーメイドです。

お客様から詳しくヒアリングをし、度数や目の目の距離の測定、目の高さに合わせたレンズ加工、お顔に合わせたフィッティングを行ないます。

眼精疲労や肩こりの軽減には、きちんと測定したメガネを選んだ方がいいでしょう。(参考記事→視力低下を防ぐ方法5選【早めの対策がカギ】

メガネ店での測定と眼科で処方箋をもらう違い

メガネ店での測定は、眼鏡作製技能士(2022年9月現在は認定眼鏡士)または訓練を受けた店員が行ないます。

その場でフレーム・レンズ選びまで行なえるため、ワンストップでメガネを作れるのが特徴です。

眼科では視能訓練士が検査を行ない、眼科医のチェックが入った眼鏡処方箋を発行します。

目に異常がないかどうか医師に診てもらえるのがメリットで、事実「老眼だと思っていた」という方が末期の緑内障だったという事例もあります。

心配事があれば一度眼科を受診してください。

コンタクトレンズとメガネの違い

「コンタクトレンズでなんとかしたい」という方には遠近両用のコンタクトレンズという選択肢もあります。

ただし、つけ外しに苦労される方が多く、多くの方が装用練習で断念されます。

また、遠近両用コンタクトレンズはメガネより見え方の精度が落ちるため、長時間の読書などにはあまり向きません。

初メガネ購入はしっかり相談できる店舗へ

メガネ店には、格安店と中価格帯以上の店があります。

大きな違いは、店員の知識量と技術力、商品の品質の差です。

格安店では数を販売しなければならず、店員が一人一人のお客様に時間をかけていられません。

検査も素早く行なわれるため「度が強すぎる」「合っていない」ことも多々あります。

アルバイトの若者も多いので、40代以降の目の悩みを相談するには少々不安かもしれません。

商品の品質、特に耐久性に関しては懸念点があります。

フレームのツルの部分に芯が入っていない商品をよく見かけますが、調整しにくく折れやすいものもあります。

品質の良いフレームを取りそろえ、かつ経験豊富な店員がいるメガネ店であれば、信頼関係を築きやすいことは間違いないでしょう。

最適なメガネレンズ選びができていないとこんなデメリットがある

疲れ目の画像

最適なメガネレンズを選ばず、現状を放置していると、次のようなデメリットが生じます。

業務効率が落ちる

書類やパソコン、手帳や新聞などが読みづらい、読むのに時間がかかるため、仕事の効率が落ちます。

情報収集がしづらく他社製品のリサーチがしにくい、夕方など、時間帯によっては、資料や部下が提出してきた書類に目を通すのも辛く感じることもあるでしょう。

眼精疲労・頭痛・吐き気を引き起こす

眼精疲労がひどいと目の筋肉がガチガチに固まり、慢性的な頭痛や肩こり、吐き気さえもよおすことがあるでしょう。

原因が「ただの老眼」であれば、老眼鏡を使うだけで驚くほど簡単に解消できることがあります。

実際に「だまされたと思って使ってみたけど、もうあきらめた。むしろ手放せないよ」と笑いながらおっしゃる声もよく聞かれます。

エンターテイメントを楽しめない

通勤時間のスマホゲームや、お子様との家庭用ゲーム、就寝前の動画視聴など、エンターテインメントを楽しめなくなります。

目を開けているのが辛い、ものを見ようとする気も起きない、といった状態になるためです。(参考記事→【ためしてガッテンでも紹介】メガネユーザー必見の調節機能解析装置(アコモレフ)

仕事や生活のストレス発散ができず、かえって心身ともに疲労がたまるという悪循環が生じます。

遠くも見づらくなる

老眼を放置し眼精疲労がたまってくると、遠くの見え方にも影響してきます。

目が良かった方は遠視であることが多く、遠視はもともと、無意識にピント合わせの力を使う目(疲れやすい目)なのです。

眼精疲労でさらにピント合わせがしにくくなると、手元も遠くも両方見づらくなってしまい、ゴルフボールの行方を追いづらくなったり、夕方以降の車の運転がしにくくなったりします。

数年後には遠く用のメガネが必要になることも考えられますが、ひとまず老眼鏡の使用で眼精疲労を軽減させることを優先しましょう。

メガネレンズ選びを3ステップで解説します

見え方の検査

メガネレンズを選ぶまでは、簡単に分けて3つのステップがあります。特にフレームやレンズ選びはメガネ店の店員とよく話しながら行ないましょう。

度数を測る

メガネ作製は最初に度数を測ってから行なうのがベストです。

最初に度数がわかることで不適切な形状を除外したフレーム選びができ、予算の目安がつくためです。

先にフレームを選んでしまい、後から度数を測った際に「このフレームはこのレンズの度数だと製作できない」といったことになりかねません。

老眼鏡にするのか遠近両用にするのか、メリットやデメリットも含め、検査スタッフと相談するのがこの段階です。

フレームを選ぶ

フレームは用途に応じて選びます。

遠近両用レンズであればレンズの縦幅が広いものを、老眼鏡であれば比較的小ぶりなものを選びます。

遠近両用は縦幅が狭いと視野が狭くなり、老眼鏡はレンズが大きいと重みが出てしまうためです。

フレームは金属製・プラスチック製のほか、フチあり・フチなし、硬い・柔らかい、鼻当ての調整が利く・利かないなど、さまざまな種類があります。(参考記事→眼鏡の鼻あては自分で交換するな! 2つの理由と3つの解決方法

強度、軽さ、ファッション性といった中で何を重視したフレームが良いのか、しっかり話し合いましょう。

レンズを選ぶ

レンズは最後に選びますが、それほど強い度数でなければ極端に薄型レンズにこだわる必要はありません。

それより、傷がつきにくくなるとか曇りにくくなるといったコーティングの強化をした方がいいこともあります。

また、レンズはどうしても歪みや浮遊感が生じます。年齢も若く度数が弱ければ比較的慣れやすいですが、ふらつきや揺れが気になる方は、歪みの少ない設計のレンズを選びましょう。

まとめ

運転で営業先へ出向くことが当たり前だった方も、ウィズコロナで仕事環境が変わり、パソコンやタブレット端末を使用する仕事が増えてきました。

それに伴い、これまで気付かなかった老眼と向き合う良いきっかけになったとも言えます。

適切なメガネをかければ、いつもの缶コーヒーの文字も驚くほど楽にはっきりと見えるようになりますよ。

ご自身の悩みや見え方の問題点をしっかりと相談でき、最適なレンズを提案してくれるメガネ店を利用しましょう。

【記事監修】アイジャパン株式会社 事業本部コミュニケーションデザイン部 木村幸生

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