【生活シーン別の写真でわかる】メガネレンズの種類と使い分け方3例

メガネレンズ

【2023年8月1日 追記】

「メガネレンズって色々ありすぎてよくわからない」

「メガネレンズのこと、もっと知りたいんだけど、ちょっとお店に行くと売り込まれそうで行きたくないから、ちょっとネットで探そう」

「メガネレンズって何種類かあって、機能を組み合わせないと使えないのかな」

「しばらくメガネを買い替えていないけど、今ってレンズの種類、増えたのかな」

いま、この記事を読まれているあなたは、こんな疑問や悩みを抱えているかも知れません。

この記事では、レンズの種類を、あなたの具体的な生活シーン、利用シーンを想定しながら3つにまとめてみました。

見える範囲や、メガネレンズと目の位置の関係については、図解してあるのでイメージしてみてください。

また、不向きな生活シーンや利用シーンについてもまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

目次

(1)-1 遠くを重視(5m以上の視界)

利用できる生活シーンの例

・外出で手元の文字を見たり、ドライブで遠くまですっきり見渡たしたい方
・買い物や散歩の多い方

・映画、演劇など鑑賞される方

このような方にオススメなのが、遠近両用メガネレンズです。

見える範囲・メガネレンズの目の位置

注意が必要な生活シーンの例

もともと掛けたまま生活することを想定して作られているため、上記にあるように、中間距離(1〜5m)は範囲が狭く見えがち

具体的には、自宅での料理やテレビ鑑賞などはぼやけがち

(1)-2   遠くを重視しつつ、手元も見たい

利用できる生活シーンの例

・ドライブの際、カーナビに頼りたいが手元の画面がうまく見えない方
・すでに遠近レンズユーザーだが、もっと手芸を楽しんだり、日々のご飯やおかずをしっかり見て食事を楽しみたい人

このような方にオススメなのが、汎用累進メガネレンズです。

見える範囲・メガネレンズの目の位置

新しいタイプの遠近両用レンズなので、遠近両用を使用されたころのない方にもオススメです。

(2) 1〜5mを重視

利用できる生活シーンの例

・オフィスワークのやや多い方
・オフィス内の移動が多い方
・会議時のスライドやホワイトボードを見る機会が多い方
・料理や家事をすることが多い方
・自宅でテレビをよく見る方
・休日など、一日ゆっくり家で過ごす日を大切にしたい方

このような方にオススメなのが、中近レンズです。

注意が必要な生活シーンの例

足元の階段の上り下りなどで不便な場合あります。

・遠方ははっきり見えないため、ドライブには不向きです。

(3)手元〜1mを重視

利用できる生活シーンの例

・本や新聞を長時間見る機会が多い方
・資料とパソコンを交互ににらめっこする方
・スマホをよく見る方
・読書をする方
・すでに老眼鏡を持っているが、デスクワークまわりでちょっと見え方に不便を感じはじめた方

このような方にオススメなのが、近々レンズです。

見える範囲・メガネレンズの目の位置

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注意が必要な生活シーンの例

・ふっと顔を上げて見る遠くの景色はぼやけてしまいます

・机まわりまでははっきり見えますが、壁にかかった時計や窓枠はぼやけて見えます

まとめ

それそれのレンズの特徴や、見え方は理解していただけたでしょうか。

これはあくまでも基本形ですが、レンズごとの得意な距離(守備範囲)がわかるだけで、あなたに必要なレンズが何か、の手がかりになると思います。

とはいえ、この情報だけでは不十分ですから、眼科専門医に目に合ったものを処方してもらいましよう。

また、もしも今のメガネレンズの見え方で気になることがあるなら、近くのメガネ店へご相談ください。

記事監修 アイジャパン株式会社 コミュケーションデザイン部 木村 幸生

記事参照元 日本医用光学機器工業会 http://www.jmoia.jp/  公益社団法法人 日本眼科医会 https://www.gankaikai.or.jp/

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