「聴力が低下して聞こえにくくなったり、難聴になったときには補聴器を使う」ということはなんとなく知っている人は多いと思います。
でも、補聴器という製品そのものについては、詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか?
見た目はいわゆる補聴器のような形をしていても、正確には補聴器ではない製品もあるのはあなたはご存知でしょうか?
補聴器とは似て非なるもの
集音器、助聴器、音声増幅器などと呼ばれる製品がそれにあたり、新聞の広告欄に掲載されている通信販売や、テレビショッピングで放映されている製品もこれに含まれます。
色々な形や価格など、さまざまなタイプが販売されています。
そもそも補聴器についての情報が少ないことから、正しい知識が無いため補聴器と集音器の違いについて知っている人は少ないですので、補聴器の使用を検討する際には、補聴器という製品を詳しく知っておくことがとても大切です。
そして、市場に出ている補聴器と集音器の違いをしっかりと認識しておく必要があります。
補聴器と集音器の基本構造は、とてもよく似ています。
また、補聴器の仕組みを、シンプルに解説すると以下のようになります。
音を拾う(集める)→音を大きくする(増幅させる)→大きくした音を出す(出力する)
この動作は、補聴器・集音器とも共通なのでこれだけ見ると同じものに見えます。
それでは、補聴器と集音器の違いはどこにあるのでしょうか?
次回はこの具体的な違いについてもう少し詳しくお話ししてみたいと思います。
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