こんにちは、サイト管理人のKです!間もなく師走ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は久しぶりのインタビューシリーズ。
【顔型だけで判断しないフレーム選び】スペシャリストに聞くメガネ選びのポイント、というテーマでお話します。
インタビューはアイメガネスタッフのNさん。
クラッシックなものから、最新のものまで、多彩なラインナップの販売に関わるNさんに、プロの目線でメガネ選びのポイントについて教えてもらいました。
インタビューするのはボク。
ちなみにNさんは、S級認定眼鏡士。
2年制通信課程修了者で5年以上の実務経験を有する者であること、などの条件をクリアしないと取得できないようになっています。
さらに、資格有効期間は3年間のみで、資格維持のためには生涯にわたって教育受講の回数が定められており、規定回数を満たさなかった場合は、資格を喪失するという厳しい内容になっているのです。
はい、よろしくお願いします、傾向としては、5〜6年ぐらい前からクラシックタイプのメガネが相変わらずにずっと人気が続いています。
それは男女問わず、ですか?
そうですね。男女問わず人気です。クラシックといっても形がたくさんあるのでその中で掛けやすいものや、丸いものなど、普段とは違うちょっとチャレンジングなものなどいろいろあります。
クラシックって形状的に何か基準ってあるんですか?もしくは、クラシックの眼鏡っていうのをいつも知っている代表的な芸能人っていらっしゃいますか?
そうですね、丸メガネだと鶴瓶さんとか。あとは所ジョージさん。プラスチックでクラシックっぽいタイプのものとかをずっとかけられています。
女性だとどうですか?
そうですね、石原さとみさんはドラマで良くボストンタイプなど、丸っこいメガネをしていますよね。
なるほど、、、クラシックタイプが流行った何かルーツみたいなのかあるんですか?
もともと(俳優の)ジョニーデップさんですかね、、、ファッション雑誌などで結構印象に残っていると思ってる方も多いと思います。
(クラシックが流行る前は)フチなしとかあまり主張しないものだったり、天地(上下幅)が広いものが主流でした。
「若い世代だけど、クラシックタイプを好む」というギャップが良いんですかね、、、
そうなんだと思います。
30~40代とかそれ以上の世代も含めて、メガネを選ぶときって「丸顔の人はこういうメガネが似合うよ」とか「面長な人はこういうのはやめた方がいい」みたいな顔型にフレームが合わせる決め方が当たり前だと思ってたんですけど、専門家として「こういう選び方もありますよ」みたいなことってありますか?
そうですね、女性の方だとメイクとか、男性だどファッション、あとはご職業もわりとメガネ選びのポイントになるかなと思います。どう見られたいかっていうところは、私が接客する中では一番重要視していて、大切にしています。
メイクによって、というのは具体的にどのようなポイントがあるんですか?
リップやアイシャドウ、チークの色味に近い色にするとか。あと少しご年配の方だと、どうしても目元のシワが気になる方は多いので、、、割とメガネの縁に装飾が付いてるものが多いので、「少し気になるところカバーできますよ」「メイクの代わりになりますよ」といったご案内をすることもあります。
なるほど、、、
メイクの色のトーンを合わせるのが、一番似合うかなと思います。
顔全体の色目に合わせるんですね、、、では、男性の職業というと、どんなことが考えられますか?
例えば銀行にお勤めの方だと、シャープな感じにしたい、とか真面目な印象を与えたい、ということであれば、シェイプのあるものよりは、四角っぽい感じの眼鏡のほうが、お客様に信頼感を与えることができます。あとは学校の先生で優しい感じの印象に見せたい場合なら、丸みのあるメガネだと柔らかい表情を与えてくれます。
なるほど、そうですね、、、
あとは、下の縁が無いタイプだと、真面目な印象、シャープな印象を与えてくれます。
スーツを初めて買う人がリクルートスーツを買うように、メガネを初めての買おうした時に「このへんのフレームなら間違いないですよ」というメガネの形や色についてちょっと教えていただけますか?
最初にまずお聞きするのは、「芸能人で、どういう方想像してますか?」といった情報はいただくことが多いです、、、どなたでも似合いそうだなって思うのは、茶系など日本人のお肌なじみのいい感じの色でプラスチックのものはおすすめです。
本当にシンプルなものですが、色目が真っ黒とかだとやっぱりはっきりしすぎてメガネの主張が強くなりすぎちゃうんですよね。
接客していると「実はもうちょっと個性的な方がいいんだよね」「ちょっと丸いフレームに憧れてるんだよね」「もっと軽いのがいいかな」なんていう話になることよくありますよ。
言われてみれば、確かに、、、
初めてメガネ選ばれる方ってメガネかけること自体がすごい違和感があるはずですから、なるべくなら、軽くてストレスがない方が良いと思うので。
今ちょうどこの中でテレワーク在宅で仕事をする機会とかパソコンとかスマホに向き合う時間が増えたり、移動の時間が減るなどライフスタイルが変わっている人ってすごく多いと思いますが、ライフスタイルが変わったことに対するメガネ選びの変化について感じているところがあったら教えてください。
テレワークが普及してコンタクトレンズも使用される方が少なくなってきてる傾向にあります。ネットのニュースとかでもあったりするんですけどなのでもうずっと自宅ではメガネをかけて目にあんまりストレスをかけない生活をされるっていう方が多くなっいるようですね。あとはブルーライトカットのメガネを入れたりしてパソコン作業をするときになるべく目の負担を避けるですとか。
コンタクトの上から度なしのブルーライトカットメガネつけて仕事している友人がいますが、ブルーライト効果をという点で考えてもメガネを利用したほうが優位かも知れませんね。
透明なレンズでも30~50%ぐらいはカットしてくれますが、それ以上を期待するとちょっと見た目で色味がついてしまいます。
ファッション性を求めて、フレームだけ買っていく、という方も結構いらっしゃるんですか?
そうですね、、、お店の立地とかによって多少その辺は変わってくるかなと思うんですけど、比較的若いお客様がいらっしゃる店舗ですと、フレームだけ買っていく方が多い傾向にあります。
洋服を買うような感覚で眼鏡のフレームを買って行かれるということですよね。
はい、洋服を選ぶ感覚です。ただ、スマホやパソコンで目が疲れないように、気に入ったメガネフレームにUVカットやブルーライトカットを入れて使うことも忘れないで欲しいです。
なるほど!伊達眼鏡でもブルーライトとUVカットを入れておくと目に優しい目ですよね。近頃、メガネ店としても接客やお客様のメガネ選びに対する提案のしかたも変わってきているんですか?
中近レンズというデスクワーク用におすすめのレンズをご提案させていただく機会は増えています。
テレワークで自宅で過ごされる方、自宅だけでほとんどの過ごされる方なら中近レンズがおすすめです。守備範囲としては手元からは遠くは2~3メートルぐらいになります。
確かにその距離感大事ですよね。
そうなんです、遠近レンズ1本で済ませることができるのは良いんですが、ある程度近くで見える守備範囲が限られてしまうんですね。ちょっと手元や近くが見えにくいんだよね、という方には、一度中近(デスクワーク用)レンズを試してみることをおすすめします。中近の方が近くが遠近と比べると断然見やすくなりますので。
中近レンズだと1日中かけっぱなしでも、家でパソコンもしながらテレビもある程度観えて料理もしたり、ご飯を食べるときとかも特に不自由なく使えます。逆に老眼鏡だけだと焦点がひとつになっているので、遠くを見るときは外さないといけない不便さがあります。
そういう場合はお店に行って何と言えばいいですか?テレワーク用の中近レンズありますか、とか?
(累進レンズの中の)中近タイプとか、室内用レンズと言っていただければ、すぐにご案内ができます。※度数や年齢によっては違うものをご案内することがあります。
お店全体として、接客の仕方など何か変わったことろはありますか?
あくまでも来店前のビフォアーサービスっていうようなイメージになりますが、「お取り寄せサービスサイト」をご用意させていただいております。
コロナ禍ということもあり、お客さまが「来店されてもなるべく滞在時間を減らしたいのでは?」といった悩みを抱えているのではないかと考えました。そこで、お客様の来店頻度を少なくしたり、滞在時間を短くすることが必要だと考えました。
そんなことができるのですか?
「メガネフレームのお取り寄せサービス」です。多くの方にご利用頂いておりますが、「ネットで取り寄せられるので時間を問わず便利」「自宅で気に入った洋服を取っ替え引っ替えしながらメガネを選べる楽しさがある」「家族にも見てもらえる」といったあたりが、受け入れられているポイントだと思います。
お取り寄せサイトで気に入ったフレームを選べば、あとはお店でレンズの調整だけで済むわけですから、画期的ですね。
はい。無料で5本まで取り寄せ可能ですので、気になるメガネフレームを誰の目も気にせずに色々試してみてください(ご自宅で試着もしくはお近くの店舗で試着を選ぶことができます)
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目次
スタイル別 おすすめフレーム
いつ、どこでどんな時に使うのか?によって選ぶフレームは変わります。
そこでこの記事の最後に、スタイル別に合うメガネフレームをお取り寄せサイトの中からNさんにセレクトしてもらいました。
ビジネスシーン/最初の1本
相手に落ち着いた印象を与えたいなら、ウェリントン型がおすすめ。
カジュアルなスタイル
普段使いなら、メガネで主張するか、さりげなく取り入れるかで決めるのがおすすめ。
アウトドアスタイル
軽く装用感がないものを使えば、趣味に没頭できます。
また、サングラスをつけることで、天候に影響されることなく、外出を楽しむことができます。
丈夫さが加われば、さらに安心できますね。
2本目でチャレンジする!?なら
あなたのお気に入りのファッションとのバランスで選んでみるのがおすすめです。
■編集後記
今回も、メガネや人物撮りをカメラマンの清水さんにお願いしました。
メガネの特徴を見せるための角度や小物、ライティングなどなど、突き詰めるとキリがありませんが、一緒になって試行錯誤しました。
今回の記事は以上になります、最後までお読みいただきありがとうございました!
次回は、【メガネとコンタクトレンズってどうやって使い分けたらいいの?】というテーマでお届けします。
✅メガネとコンタクトレンズの使い分けのコツとは?
✅コンタクトレンズをやめてメガネにするメリットとは?
など、あなたの「見え方・聴こえ方の役に立つ情報」をお届けしますので、お楽しみにお待ちください。
あなたに、目と耳に関する「これが聞きたい!」「これが知りたい!」がありましたら、メッセージをお寄せください。
スタッフが必ず拝見し、このブログ上でできる限りお答えさせていただきます。
【記事監修】アイジャパン株式会社 事業本部コミュニケーションデザイン部 木村幸生
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