視点を変える文章を書く方法を例文で解説【コロナを乗り切る文章術】

視点を変える 管理人のつぶやき
困った会社員
困った会社員

視点を変える文章って、どうやって書いたら良いですか?例文で分かりやすく教えてください。

こんな質問に答えます。

この記事でわかること

視点を変えることのメリット

例文をもとに説明する11個のアプローチ

自分で視点を変えるためのエクサイズ

このブログの運営者は、埼玉県を中心に55年、眼鏡・補聴器の販売店をチェーン展開する「アイメガネ」、記事を書くボクは当サイトの管理人のK@me_mimi2016です。

突然ですが、上司からこんなことを言われたことはありませんか?

無茶振り上司
無茶振り上司

「もっと違う視点で提案書作ってみてよ」

ヒステリー上司
ヒステリー上司

「もっと視野を広く持って考えてちょうだい!」

監視する上司
監視する上司

「違うコンセプト(提案の切り口)はないのか!」

ニューノーマルでどの業界も、リモートワーク化が進み、メールだけでなく、チャットなどで自分の考えを言語化し、いかに効率良く相手が納得してもらえるかを課題にしている方が多いようです。

管理人K
管理人K

相手が納得する文章にするには、あらゆる視点で考えることがポイント。

大丈夫です!例文をたっぷり紹介するので、この記事を読めば上司や取引先も納得する業務日報や提案書になること間違いなし👍

そんなわけで今回は、視点を変えるメリットや、手っ取り早く活用できるよう、当ブログでボク自身が実行している例文を【👓メガネをテーマにして】紹介、最後は、周りを巻き込んで楽しく視点を変えることができるようになる簡単エクササイズも紹介します。

目次

視点を変えるメリット

視点を変えて伝えることで、読み手は、自分ごととして受け止め、共感し、話をもう少し聞いてみよう、商品を試してみよう、サービスを利用してみよう、と心を動かします。

その結果、あなたが期待する行動を相手に取ってもらえる可能性が飛躍的にアップします。

「しっかり書いた業務日報なのに、上司に受け入れられない」

「ライバルより、ウチの接客の方が良いはずなのに買ってもらえない」

「我が社のサービスを一度使ってもらえば良さを分かってもらえるのに、使ってもらえない」

管理人K
管理人K

もし、こんな悩みを抱えているなら、それは、ただ単にあなたの主張でしかないかも知れません

言い換えると、あなたの主張は、他人ごととして受け取られてしまい、共感される要素がない。

これでは、提案や企画がことごとく却下されてしまいます。

では、一方的な主張ではなく、視点を変えることにより、できるだけ客観的に物事を見るためにはどうしたら良いのでしょうか?

例文をもとに説明する11個のアプローチを公開

手っ取り早く視点を変えたいなら、アプローチを変えることです。

もしくは、光の当て方を変える、と言い換えても良いかも知れません。

あなたが、大きなコンサートホールの舞台に上がり、スポットライトが四方八方から当たっていると想像してください。

客席から観ると、あなたのシルエットが、光の当て方が変わるたびにクルクルと変わるようなイメージを持つこと。

それではさっそく、11の具体的なアプローチ方法を紹介します。

基本編

まずは基本編、以下の3つのアプローチをおさえておきましょう。

例文を読みながら、視点が変わることを感じることができるでしょうか。

他者視点からアプローチしてみる

まずは、他者視点。

言い換えると、あなたの主張そのものではなく、他人がどう思うか?の視点。

👓丸いフレームのメガネを試着した私に妻は何と言ったか?

👓メガネを変えた上司を部下はどう思うか?

👓お気に入りのネクタイの色に合わせたメガネフレームを見て、取引先の社長はどう思うか?

ライフスタイルからアプローチしてみる

続いては、様々なライフスタイルを想定した場合。

メガネを語るうえで、このライフスタイルは極めて親和性が高いです。

👓趣味を楽しむためのメガネの選び方

👓長時間の読書をしても目が疲れにくいメガネはあるのか

👓仕事で頑張る平日用のメガネと週末にリラックスする時用のメガネはわけるべきか?

比較からアプローチしてみる

続いては、なにかと比較した場合。

メガネの使う本人を軸に時系列に比較、メガネフレームを軸にした素材比較をした場合。

👓コンタクトからメガネに変えた子供の最近の様子はどうか?

👓チタンのメガネのフレームとプラスチックのフレームは何が違うのか?

👓コロナ前に比べて、外出することが減り、リモートワークして過ごすことが増えた場合、今までと同じ遠近両用メガネで良いのか?

これだけでも、「視点が変わった」感覚があるのではないでしょうか。

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応用編

続いて応用編です。

感情面からアプローチしてみる

👓なぜメガネが欲しいと思ったのか?

👓その日の気分でメガネを使い分けるとどんなメリットがあるか?

社会からアプローチしてみる

👓メガネをかける人が増えると、世の中はどう変わるか?

肉体面からアプローチしてみる

👓メガネを丸一日かけ続けることで肉体に及ぼすストレスはあるか?

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未来からアプローチしてみる

👓はじめてメガネを買って30日が経過、生活にどんな変化はあったか?

季節ごとにアプローチしてみる

👓花粉時期に目が痒くなる人に適したメガネはあるのか?

世代ごとにアプローチしてみる

世代

👓10代と、60代のメガネの利用率はどう違うのか?

仮定からアプローチしてみる

アイメイク

👓もし、今日一日、メガネを忘れて出かけてしまったらどんな問題が起こるか?

比喩のアプローチ

👓予備のメガネを防災リュックに入れておけば被災中にコンタクトレンズを切らしてしまったり、避難所で洗えなかった時に使えるから、メガネは防災グッズだと考えられないか?

👓メガネはTPOに合わせて楽しむファッションアイテムだと考えられないか?

さらに、これらを視点を組み合わせることだって、可能です。

視点を変えるエクササイズ

さて、ここからは、補足情報になります。

もし、視点を変える文章を、自分で考えられるようになりたい、と思った方に参考にして欲しいゲームの紹介です。

話に説得力が増す謎かけゲーム

そのゲームは、「なぞかけ(謎かけ)です」。

念のために解説しておくと、なぞかけとは、「AとはBである」とお題を出して、その二つの共通点を見出すゲームです。

「メガネを掛けて、●●と解く、その心は?」っていうアレです。

ポイントは共通点を見出すことです。

ちなみに謎解きをする事によって、物事の本質を見抜く事や、話に説得力を持たせる事ができるようになります。

ボク自身もゲーム感覚でやってみるようになって10年近くが経過しますが、「この考え方、何かに似てないかな?」
なんて思う瞬間が圧倒的に増えました。

というより、勝手に思考が変わってきました。

石川遼選手と同じお題に挑戦

ある本で読んだのですが、プロゴルファーの石川遼選手は10代の頃、よくお父さんと謎掛けをしていたようです。

それではここで問題です。

お題とともに、石川選手が何と解いたか、あててみてください!

お題:タイガーウッズと富士山の共通点は?

タイガーウッズと、、、
富士山の、、、

共通点とは、、、何でしょうか?

答え:どちらも、雲の上の存在です

言われてみればなるほど、ですが、何なコツはないのでしょうか。

2020年で最も売れたビジネス書のひとつである「メモの魔力(SHOWROOM代表:前田裕二)」の中でも、抽象化ゲームと名付けて、共通点を見出しことを会社の部下にお題を投げかけるのだそうで、この話が個人的には大きなヒントになりました。

ゲームというくらいなので本質的に抽象化に適した素材かどうかは関係ありません。たまたま目に映ったものそしてそれとは一見関係なさそうな別の何かをくっつけて A は B であると言ってみます。言ってからその共通点をあぶり出して考えてみるのです。

例えば「『エンタメとはハイボールである』という命題を説明してみて」といきなり話を振ったとします。「Aが B である」と言った時に B から抽出的な要素を抜き出して、Aとの共通点を語ってもらうという訓練です。

ちなみに A の部分はより抽象度の高い言葉つまり「汎用性の高い言葉」でないと難しくなります。「人生は小籠包だと思わない?」「人生って麻雀みたいだよね?」と言った具合です。その方がゲームとして面白くなります。

先日は、会社の部下とバーミヤンに行って、「小籠包」を抽象化しました。「小籠包って人生だと思うんだ」と。理由は三つあって、まず第一に、「蒸す時間が必要」であること。第二に、「核心が内側にある」こと。そして第三に、「注意しないと火傷をすること」。これってまさに人生だと思わない?たとえば、こんな具合です。

前田裕二著:メモの魔力

コツはお題の片方が抽象度が高くするということです。

上の例でいうと、「人生」という抽象的なお題(ワード)だからこそ、小籠包という超ピンポイントなお題との共通点が見つけられる、というわけです。

💡まとめ

視点を変えた文章は、相手に自分ごととして受け止められ、その結果あなたが期待する行動を相手に取ってもらえる可能性が飛躍的にアップする。

ゼロから考える必要なし、まずは他者視点、比較、ライフスタイルからアプローチしてみる。

さらに自分で発想を飛ばしたり、話の説得力を増したいなら、謎かけゲームで一見関係なさそうな別の何かをくっつけてからその共通点をあぶり出して考えてみる。

最後までお読みいただきありがとうございました。

あなたに、目と耳に関する「これが聞きたい!」「これが知りたい」がありましたら、メッセージをお寄せください。

スタッフが必ず拝見し、このブログ上でできる限り回答させていただきます。

【記事監修】アイジャパン株式会社 事業本部コミュニケーションデザイン部 木村幸生

【メガネの撮影】清水毅志 ラシック代表

【記事】サイト管理人K(@ me_mimi2016

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