こんにちは、サイト管理人のKです。
例年、この時期、関東甲信越地方は梅雨入りとなり、朝の天気予報を見ないで出かけて、午後から天気が崩れてえらい目にあった!なんてことのないようにしたいものですね。
ボクは最近、知人にYahoo!天気アプリを教えてもらって、雲の動きをピンポイントで追跡するようになってから、えらい目にあう機会が激減しました。
なぜかって、アプリ上でこれから向かう外出先と到着時刻の雲の動きが分かるんですよ。
あぁ、確かに外出先の天気まで気が回ってなかった…って感じではないでしょうか。
コチラでYahoo!天気アプリのダウンロードして、今日のお出かけ先の天気をチェックしてみて下さいね!
雨雲レーダーはお試しの価値あり!(無料)
目次
今日は何の日?
さて、本題に入ります。
本日、6月6日は何の日かと言えば、補聴器の日なんですよね。
一般社団法人 日本補聴器工業会ホームページより引用
なるほど、ゾウさんの耳が6月6日になってますww
ボクの身の回りでも、実家に行くとテレビの音量が大きいと感じたり、親に込み入った話をすると「???(なんて言った)」みたいな表情をすることが気になっていますが、70代・80代の親に対して同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか。
今回は補聴器の日にちなんで、「聴こえづらさ」イコール「生きづらさ」だと感じる理由を話してみたいと思います。
1 難聴は認知症の危険因子
平成27年に厚生労働省から発表された新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)によれば、従来の認知症の危険因子は、加齢、遺伝、高血圧、糖尿病、頭部外傷、喫煙でしたが、新たに、難聴が加わりました。
(該当ページはコチラ ※9ページに該当の記載があります)
高齢者の4人に1人が認知症またはその予備群、なんだそう。
高齢化から超高齢化へ…
認知症の人は、2012年は約7人に1人 → 2025年には約4人に1人
認知症の人同士共存する社会が間もなく来るのかも知れませんね。
2 微笑みの障害
言語聴覚士の梅村先生によるセミナー(5/26 大宮めがねフェス)
言語聴覚士の梅村先生によれば、聴覚の背後には言語があり、言葉を発する時には、思考や感情があります。聴覚は五感の中でも、機能低下を他で補いやすいんだそうです。
あなたは、微笑みの障害という言葉をご存知でしょうか。
よく聴こえていない時に、つい愛想笑いをしたり、ニコッと相槌をうつことなんだそう。一度や二度は誰でも経験があると思いますが、難聴者や難聴予備軍の方には特にこのような傾向が強くなります。
また、高齢者ほど、高い音から聴こえにくくなるんだそうです。
- 電子レンジの音
- インターホンの音
- アラーム音
今まで、認知できたことが、できなくなる…こんなに生きづらいことはないですよね。
3 家族に相談できない
また、アイメガネの調査結果によれば…
あなたは自身の聴力の弱まりを家族と共有していますか?(n=294・単一回答方式)に対して…
聴力の弱まりを感じているシニアの半数以上は、自身の聴力の弱まりを家族と共有していない。
また、聴力の弱まりを感じていると回答した294名を対象に、聴力の弱まりを家族と共有しているか聞いたところ、「共有している(17.0%)」、「どちらかというと共有している(28.6%)」と合わせて45.6%が共有していることが分かりました。一方で、「共有していない(27.6%)」、「どちらかというと共有していない(26.9%)」と合わせて54.5%、聴力の弱まりを感じているシニアの半数以上は、自身の聴力の弱まりを家族と共有していないということが分かりました。
う〜ん、本人からは確かに言いにくいですよね、だったら、われわれ家族が「(自分の)めがねの調整に行くけど、ついでに聴力(視力)の測定でもしてみない?」って誘ってみるとか。
実のところ、補聴器屋さんも、家族の方と一緒にご相談して欲しいと思っています。理由は簡単で、聴こえが難しくなったことに最初に気づくのは、多くの場合本人ではなく家族ですし、本人が自覚する頃では遅くて、軽いうちに補聴器を使い始めたほうが、補う部分が少ない分、短時間で慣れる傾向にあるからです。
ですから、できるだけ軽い段階で来店いただきたい。補聴器は貸し出しを行っていますので、「百聞は一見にしかず」ではないですが、実際に試してみていただければと思います。購入しなくても、試した経験があるだけでも違いますから。
最後に
ボクの周りでも、聴力の落ちた身内に補聴器を勧めて拒否された経験がある人がいます。補聴器はメガネなどに比べて抵抗を感じる人が多いように思います。
しかし、丁寧に調整を重ねていけば、これほど心強い味方はないですし、よく聞こえるようになれば、周りの人とのコミュニケーションが活発になります。
コミュニケーションは人を若々しく元気に保つもの…
家族の生きづらさを軽減できるように、まずは、いまの聴こえの状態を一緒にチェックしてみませんか。
【記事監修】アイジャパン株式会社 ビジョン&ヒアリングケア事業部 木村幸生
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