前回の続いて親との会話に支障を感じたら今すぐする事(後編)についてお話しします。
前編では、まず、ご両親への話し方を変えてみるという、あなた自身が能動的に実行できる方法をご紹介しました。
今回はあくまでご両親と一緒に解決する方法ですので、ちょっとハードルが上がってしますかも知れません・・・
目次
2.テレビを見る時の2つの解決方法
・手元スピーカーでテレビの音を聞いてもらう
・イヤホンやヘッドホンでテレビの音を聞いてもらう
3.会話を想定した場合の2つの解決方法
・一般的に集音器や助聴器と呼ばれる製品を使う
・医療機器としての補聴器製品を使う
この補聴器の話までなると、もはや簡単な解決方法とは言えないかもしれません。
このように聞こえの解決方法は色々ありますが、初期段階では比較的費用も安価に済む解決策を試してみたくなるものです。
補聴器はまだ買うな!
ここでちょっと立ち止まって考えてみましょう。
難聴の原因にはさまざまなものがありますが、一番多い原因が加齢によって引き起こされる老人性難聴です。
加齢によって視力が低下する老眼のように、耳も音を聞く力(聴力)が衰えてきます。
そして一度衰えた聴力は回復することはなく、衰えは年齢と共に増していきます。
また難聴を放置したままでいると認知能力の低下につながる恐れがあることも既に良く知られています。
そこで、ご両親の耳が遠くなってきたのではないかと感じた時に、子供として出来ることは何でしょうか?また、最善の行動は何でしょうか?
それは、ご両親がまだ若い時から面倒だと思われがちな聴力検査や聞こえの相談をお近くの認定補聴器専門店で体験してもらうことです。
今現在の聴力の状態を正確に確認し、まずは聞こえの悩みを納得いくまで相談することが大事です。
どの解決策を採るかはそれから考えても遅くはありません。
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