あなたは年齢を重ねるごとに、体が不調をきたしてくるのと同じことで、老眼が進んだり、耳が遠くなることはありませんか?
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補聴器を使えば聴力は高まるけれど・・・
加齢によって耳が遠くなった場合は、補聴器を使用することによって聴力を高めることができます。
ただ、補聴器は身体に摂取して使用するので皮脂や汗が付着しますし、補聴器を作っている素材そのものが時間と共に劣化をしていく可能性があります。
そのため説明書の通りに適切に使用することが大事で、さらに定期的にクリーニングを行うことが欠かせません。補聴器は使用した後は、故障しないようにするため専用の乾燥ケースに入れて保管します。
なくしたり、落として踏みつけるということを防ぐことができますし、付着した皮脂や汗、湿気などを乾燥ケースに入れることによって取り除くことができます。
耳穴型・耳かけ型特有のクリーニング方法とは?
耳穴型の場合
そして耳穴型の場合は、専用のブラシなどで音が出る部分にホコリがゴミが詰まらないようにクリーニングをします。
耳垢が入らないようにガードする部品がありますが、これはクリーニングをするだけでなく定期的に交換することをおすすめします。
耳かけ型の場合
耳かけ型の補聴器の場合は、外側が常に剥き出しになっていますから汚れがつきやすいので、クリーナーでふき取ります。
また、補聴器と耳栓の間にはチューブがありますが、このチューブがゴム製品ですし、直接に肌に触れるものなので劣化がしやすいです。
そのため定期的に交換をすることが必要です。
寒い時期には音が出なくなることも・・・
冬の寒い時期になると、このチューブ部分に結露が起こってしまうので、音が出なくなってしまうことがあります。
そんな時は補聴器そのものを振って、中に溜まった水を取り出す必要があります。水が付着したままだと故障の原因になってしまいますから、水で濡れた部分はしっかり布でふき取るようにします。
結露により水を取り出す方法として、専用のブロアーも販売されていますから、それらを使用することによって水滴を吹き飛ばすことができ、音が再び出るようになります。
ここでは補聴器のメンテナンス器具を動画を使って幾つかご紹介をしておきます。
いかがでしょうか?
補聴器のプロでもこの4〜5種類のメンテナンス道具しか使っていませんから、ご自身でもお手入れすることで、快適な聴こえを維持することが出来ます。
またもし、手先がちょっと不自由になっているなどお手入れが困難な場合、お近くの店舗へ足を運んで見て下さいね。
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