かけるだけで目が楽になるメガネがあるって本当?

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最近はメガネも本当にいろいろ。先日は、このブログでこんな変わり種メガネもご紹介いたしました。

また、ブルーライトをカットしてくれるメガネはずいぶん人気が出ましたよね。PCやスマホを使う時間が長い現代人。目のダメージからは逃れられない運命になりつつあります。少しでも目を守ってくれるのは、本当にありがたい機能です。

 

 

そして今日ご紹介するのは、「目が楽になる」といわれているメガネです。

長時間PCを使う仕事をする方、つい移動中などにスマホを見てしまう方など、目の疲れにお悩みの方はたくさんいらっしゃるでしょう。目が楽になるメガネとは?本当に目が楽になるのでしょうか…?

 

目次

目が楽になるメガネとは?

「ピンホールメガネ」というのをご存じでしょうか?

 

 

「メガネ」という名前にはなっていますが、視力矯正用レンズが入った、メガネ店で扱っているメガネとは違います。このように、レンズ部分が真っ黒で、小さな穴があいています。

雑誌の付録になったり、最近では100均などでも売っているようで、比較的簡単に手に入るようです。アイマスクのようなタイプもあります。

このピンホールメガネ、かけると目が楽になるとか、視力が回復するという噂まであるのですが…どういう原理なのでしょうか?

 

目が楽になるのはどうして?

私たちの目は、「水晶体(レンズ)」の厚みを「毛様体筋」という筋肉が調節することで、目に入ってくる光を屈折してピントを合わせて物を見ています。近視や遠視などは、光の屈折に異常が生じている状態になります。

 

目の構造の画像:目からウロコの耳寄り情報局

 

ピンホールメガネを通して物を見ると、光が小さな穴から細い状態で入ってきます。光の量が最初から絞られているので、毛様体筋を使って水晶体の厚みを調節しなくても、ピントが合いやすくなり、よく見えるのです。

近視で遠くが見えない方なら、「目を細めると見えやすくなる」という経験をしたことがあると思います。ピンホールメガネは、それと同じ原理なんですね。これ、「ピンホール現象」という名前が付いています。

ピンホールメガネがあれば、目の調節機能を一生懸命使わなくてもよくなるため、目が休まってリラックスできるというわけです。また、近視や遠視などの屈折異常のある方でも、ピントが合いやすくなって見えやすくなるという話なんです。

 

「視力が良くなる」のは本当?

 

「ピンホール現象」によってピントが調節しやすくなり、よく見えるようになるというピンホールメガネ。「視力が回復する」という話もあるようですが、本当なのでしょうか?

いろいろ調べてみましたが、医学的にはっきりとした証拠があるわけではないようです。

 

たしかに、ピンホールメガネ着用中は、近視の方でも遠くがよく見えますし、遠視の方でも近くがよく見えます。しかし、ピンホールメガネを外した後も効果が続くわけではなく、コンタクトレンズやメガネが要らなくなる…ということではなさそうです。

とはいえ、ピントが合いやすくなるぶん、目を凝らして一生懸命見る必要がなくなりますので、目を休める機能は期待できます。疲れが取れることで、近くも遠くもクリアに見えやすくなるということなら、考えられるかもしれません。

 

目を楽にしてくれる癒しアイテム

100均で手に入るほど手軽なピンホールメガネ。つくりも単純といえば単純ですが、「目を楽にしてくれる癒しアイテム」と捉えれば、なかなかすぐれものであるように思います。

PCやスマホ、タブレットなどを見ない日はないぐらい、私たちは目を酷使する日々を送っています。日頃から目の疲れを感じている方、疲れがひどすぎて頭痛や肩凝りにも悩まされている方も多いのではないでしょうか。

視力を改善するわけではなさそうなので、コンタクトや通常のメガネに代わるものではありませんが、目の疲れにお悩みの方は、ピンホールメガネを試してみてもよいかもしれませんね!

 

でも、ピンホールメガネを試す前に。

 

毎日PCやスマホなどで目を酷使しているあなたにおすすめなのは、目のストレスチェック!

NHKでも紹介された調節機能解析装置「アコモレフ」で、目のストレスを3分で測定してみませんか?

調節機能解析装置の画像:目からウロコの耳寄り情報局

 

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