丸メガネはレンズが薄くなる?50代で丸メガネを選ぶ5つのメリット

この記事書いた人
矢島 七瀬

眼鏡店勤務後、視能訓練士となり9年目。
眼と眼鏡に携わり13年以上。

患者さんの悩みを解決できる眼鏡処方が大好き。
得意なのは斜視検査やプリズム眼鏡処方。
最大メガネ所持数12本。

メガネの選び方

丸メガネに興味はあっても、古臭い印象があるのではないか、時代遅れなのではないかと気になる方もいるでしょう。

そんなことはまったくありません!昔ながらの丸メガネは100年以上前からメガネ店の店頭に並び、流行り廃りに左右されてきませんでした。

現在、大ぶりの丸メガネはトレンドにもなっています。

本記事では、丸メガネに興味がある50代の方に、丸メガネのメリットや選び方を紹介します。

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丸メガネを選ぶ5つのメリット

丸メガネ

一本の丸メガネを持っているだけで、次に紹介する5つのメリットがあります。

視野を広く取れる

とにかく視野を広く確保できるのが丸メガネのメリットです。

人間の視界は左右の目それぞれ円形をしているため、視野の形に添った丸いレンズは、自然と広い視野で物を見ることできるのです。

人間の脳はもともと周辺の視野を明瞭に認識しているわけではないので、レンズの外のぼやけが気になることはほとんどありません。

垂直の視野が広い

垂直の視野が広いため、視線を動かしても、見たいものがフレームの中に納まっているため快適に物が見えます。

スクエア型のような縦幅の狭いフレームだと、垂直に視線を動かしたとき、対象物がレンズからはみ出てしまうので、顔ごと動かして見なければなりません。

レンズが薄くなる

強度近視の方は、小ぶりな丸メガネを選ぶと、レンズを最も薄く軽く作製できます。

近視のレンズは中心部が薄く、外側へ行くほど厚く重くなります。

スクエア型のフレームの場合、中心部と上下のレンズは薄くて済みますが、鼻側と耳側のレンズが分厚くなってしまうのです。

しかし、小ぶりの丸メガネであれば厚みの出る外側をカットできるので、強度近視のレンズでも見栄え良く作れます。

ただし、大きすぎる丸メガネはレンズの厚みや重さが加わるため、メリットを最大限に生かしきれなくなることに留意しましょう。

レンズの歪みが少なくなる

丸メガネのサイズが小さいほど、歪みの少ない見え方を体感できます。

メガネのレンズにはレンズ特有の歪みや揺れる感じがあり、これがメガネの慣れにくさの一因でもあります。

レンズの歪みはレンズの中心から離れるほど強く出ますが、レンズを丸メガネに合わせて加工する際、歪みの強い周辺部をカットするため、最大限歪みの少ない状態の眼鏡が仕上がるのです。

印象が丸くなる

丸メガネは柔和で知的な印象を相手に与える効果があり、強面に見られている方、神経質そうに思われている方で、「印象を変えたい!」と思っている方には特におすすめです。

形態が人に与える印象は心理学でも研究されており、丸型は「おだやか」「安定した」「やさしい」「あたたかい」「明るい」印象があるという結果も出ています*。

これまでスクエア型のメガネを利用していた方が丸メガネを選択すると、印象が180°変わる可能性がありますよ。

*形の印象に関する心理

50代で丸メガネを選ぶ理由

丸メガネ

50代で昔からの近眼、遠近両用メガネを作りたい、作り替えたいといった方だからこそ、丸メガネをおすすめする理由があります。

遠近両用レンズに向いている

丸メガネは遠近両用レンズとの相性が抜群に良いので、遠近世代で「丸メガネに興味があるけどどうしよう?」と迷っている方にはぜひおすすめしたいフレームです。

レンズの縦幅が広い丸メガネは、遠近両用レンズの遠~近まで余すことなく枠内に収められるため、フレームのせいでどちらかの見え方を犠牲にすることがありません。

遠近世代にはぴったりのフレームですね。

丸メガネは今のトレンドである

一般的なオーバル型(楕円)やスクエア型のメガネと違い、現在大ぶりの丸メガネはトレンドになっています。

メガネ店の店頭でも、1980年代に流行したような丸いメガネがずらりと並んでいるのです。

顔に合うサイズ感のメガネかどうかにもよりますが、丸メガネを選択するのは決して時代遅れではなく、むしろトレンドを意識していると言えるでしょう。

丸メガネの選び方

丸メガネ

丸メガネといっても、大正レトロな丸メガネから大ぶりの丸いメガネまでさまざまあります。

メガネをかけたときに与える印象やサイズ感、レンズの厚みや視界の広さまで異なるため、どのような丸メガネが良いのか、種類と選び方を紹介します。

真円のフレームを選ぶ

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大正、昭和時代の文豪を連想するのは真円(まん丸)の丸メガネです。

レンズの縦横比が同じ真円のメガネは、かけたときに目の錯覚でやや縦長に見えるという、少し変わった特徴があります。

人間の目が横に長いアーモンド形のため、丸い枠が縦に伸びたような錯覚を起こすのです。

大ぶりの真円メガネだとコミカルな印象を与えることもあり、かけたときの顔とのバランスに気をつけた方が良いでしょう。

小さめの真円メガネでも十分な縦幅を確保できるので、遠近両用のための視界の広さは確保できます。

楕円のフレームを選ぶ

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やや横に楕円の丸メガネをかけると、目の錯覚により真円のように見えます。

「かけたときにレンズが丸く見える」のが、もともと真円なのにかけると縦長の楕円に見える丸メガネとの違いです。

確保できる視界の広さや機能性の高さは真円のメガネとほとんど同じで、異なるのはかけたときの印象だけです。

メガネの外見がきれいな円形になるため、顔なじみも良く、柔和で知的な印象を与えられます。

プラスチックフレームを選ぶ

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プラスチックの丸メガネは、大きさはもちろんプラスチック素材の柄やデザインによって、ポップに見えたりクラシックに見えたりと、かなりメガネそのものを楽しめるでしょう。

大正、昭和の時代には現在のようなデザイン性の高いプラスチック(アセテート)がなかったため、セルロイドやべっ甲といった素材が使われてきました。

アセテートはさまざまな模様を作り出せるので、渋いデザインからポップなデザインまで選び方次第で魅せ方を変えられます。

鼻当てがないフレームを選ぶ

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鼻当て(鼻パッド)がないタイプの丸メガネは、本格的でレトロなイメージのメガネです。

鼻当てのないフレームのことを「一山式(いちやましき)」と言い、歴史上の偉人たちを見ても、多くが一山式の丸メガネをしています。

鼻当てがないことでフレームの曲線がスッキリと見え、どこかノスタルジックな印象を与える一山式ですが、鼻に横線の跡が残りやすく、鼻の付け根が低いとずり落ちやすいというクセもあります。

昔ながらの眼鏡をかけてみたい方は一度試してはいかがでしょうか。

やや大ぶりなフレームを選ぶ

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やや大ぶりな丸メガネフレームは、アジア圏の若い世代で流行しています。

かつて80年代に流行っていたようなフレームが、現在再び若者を魅了しているのです。

中高年以降が大ぶりなフレームを選択しても問題はなく、むしろ広い視界が遠近両用に向いているとも言えます。

しかし、若い世代のように顔のサイズに合わないほど大きいものを選ぶと、レンズの厚みや重み、遠近両用レンズ特有の揺れを強く感じる可能性があるため、注意が必要です。

まとめ|丸メガネのレンズは高さを合わせることが重要

丸メガネはかけたときの目の高さに合わせて、しっかりとレンズを加工し、フレームをフィッティングしてくれる技術が重要です。

本来、レンズの中心と黒目の中心がそろっていないと適切なメガネとは言えません。

丸メガネはレンズの幅が広いため、目の高さを考慮しながらレンズの加工をしないと、必ずずれが生じます。

レンズの中心と黒目の中心がずれるほど、度数が合っていても見えづらくなり、ストレスを抱える原因ともなります。

格安メガネ店だと目の高さまで考慮して加工する余裕がないため、仕上がりが不正確になるかもしれません。

正しく、適切な丸メガネを作製するには、必ず技術の高いメガネ店を利用しましょう。

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【記事監修】アイジャパン株式会社 事業本部コミュニケーションデザイン部 木村幸生

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