秋が深まり、気温が少しずつ下がってきました。
冬に向けてどんどん寒くなり、風邪やインフルエンザも流行りやすい季節に入ります。マスクをする人も増えますよね。
メガネをかけている人にとって、マスクが手放せない季節の大きなお悩みが、
メガネが曇る!
というものではないでしょうか。
風邪予防のためにも、マスクはしたい。でも、マスクをすると自分の息でメガネが真っ白…。目の前がまったく見えなくなってしまうのは本当に困りますよね。
しかし、最近はこのお悩みを解決すべく、ドラッグストアには高機能のマスクがずらりと並んでいます。こういったマスクがあれば、メガネの曇りはもう気にならないのでしょうか?
そこで、最新のマスク事情をチェックするとともに、メガネの曇り対策について調べてみました。
目次
メガネが曇る理由
そもそも、マスクをしているとメガネが曇るのはなぜなのでしょうか?
急激な温度差によって、レンズの表面に水滴がついてしまうから
なのです。
マスクをしていると、息を吐いたときに、温かい息がマスクから漏れて、レンズにかかってしまいます。
冬場は気温が低いため、レンズは冷えている状態。吐いた息でレンズが急激に温まり、水滴が付いてしまうのです。
レンズに水滴が付くと光が乱反射してしまい、水滴が白く見えるようになり、曇ってしまうというわけです。
メガネの曇りを解決する3つの方法
さて、マスクをしていてもメガネが曇らないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは、メガネの曇り対策として、3つの方法を紹介します。
①最新の高機能なマスクを使う
最新のマスクには、メガネを曇りにくくするために、さまざまな工夫が施されています。
先ほど説明した通り、マスクをしているとメガネが曇ってしまうのは、マスクから漏れた温かい息でレンズが急激に温まり、水滴がついてしまうから。
ということは、マスクからの(息漏れ)をどれだけ防げる設計になっているかがポイントということになります。
最新のマスクは、以下のどちらかまたは両方を備えたものが多く、マスクが鼻にフィットするような構造になっています。
★ノーズクッション(鼻の形にフィットさせるためのクッション)
★ノーズワイヤー(鼻の形にフィットするように曲げられるワイヤー)
鼻とマスクとの間にすき間ができないようにすれば、息が漏れてメガネが曇る心配がない、ということなんですね。
②曇り止めレンズに交換する
とはいえ、最新のマスクなら曇りが100%防げるかというと…。
どうしても鼻にうまくフィットしなかったりして、メガネが曇ってしまうことがあるものです。マスクはオーダーメイドではないので、ある程度仕方のないことですね…。
防ぎきれない曇りは、メガネ側に対策をすることで解決しましょう。
考えられる対策の1つが、メガネのレンズを「曇り止めレンズ」に交換してしまうこと。
メガネが曇らないように、コーティングが施されたレンズです。詳細は、以下の記事をご覧ください。
③曇り止めジェルを塗る
レンズを交換するのは、お金もかかるしちょっと大変…という方におすすめなのが、レンズに塗る曇り止めです。
中でも、ジェルタイプの曇り止め「ノーフォグ・ウルトラEX」は、手頃な価格で入手できるのに、レンズに塗るだけでメガネが曇らなくなります。
この記事を書いている私も、実はこの商品を以前から使用しているのですが…びっくりします。メガネ、本当に曇りません。
使い方は、メガネを洗浄した後、ほんの少し(米粒大)指に取ってレンズ全体に塗り、ティッシュペーパーで拭き取るだけ。
効果は1日ほどですので、塗り直す手間はありますが、手軽に使えて効果は絶大。この冬の強い味方になってくれるはずです。
まとめ
マスク姿の人が一気に増える冬。これから春の花粉症シーズンまで、マスクが手放せない人も多いと思います。
メガネの曇りは、目の前が見えなくて本当に不便なもの。この記事で紹介した方法を、ぜひ今から試してみてください。この冬は曇り知らずで過ごせるはずです。
なお、曇り止めジェル「ノーフォグ・ウルトラEX」は、アイメガネ各店でも取り扱っています。
これ、本当にメガネが曇らなくて感動します!ぜひ最寄り店舗でご相談ください。
【記事監修】アイジャパン株式会社 ビジョン&ヒアリングケア事業部 木村幸生
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